はじめに
「脂質制限を始めたいけど、何を食べたらいいの?」と、悩んでいませんか?ダイエット中の食事方法については色々な情報があり、判断が難しいですよね
実は、脂質制限中は食べていいものがたくさんあります。私(以下:トースト丸)も、毎食お腹いっぱい食べながら、-12kgのダイエットに成功しました(トースト丸の詳細プロフィールはこちら)。今回は、
- 【低脂質】たくさん食べられる食材
- 【高脂質】ダイエット中に注意したい食材
- 実際の食事例(写真付き)
- 脂質制限中の失敗しない食べ方
をご紹介します。この記事を読んで、今日から食事の幅を広げてください
※本記事は筆者の体験と一般的な栄養知識に基づいて作成しています。医学的・栄養学的なアドバイスを目的としたものではなく、効果・結果には個人差があります。健康状態に不安のある方は、医師や専門家にご相談ください
脂質制限中でもたくさん食べられる!おすすめ食材
ダイエット中にたくさん食べられる(=脂質が低い)食材をご紹介します
魚介類

魚と肉を比較したとき、同じ脂質量だった場合、魚の脂の方が脂肪になりにくいとされています(不飽和脂肪酸※)。栄養価も抜群なので、積極的に食べましょう!
※参考:おいしい健康「お肉の脂とお魚の油、それぞれの特徴を知ろう!」
脂質が低い魚介類一覧
白身魚、甲殻類、貝類は特に脂質が低い傾向にあります
- マグロ
- アジ
- タラ
- ホッケ
- しらす
- エビ
- カニ
- イカ
- タコ
- イワシ
- タイ
- カツオ
- 貝類(〇〇貝、ホタテ、牡蠣、サザエ、しじみ など)
- カレイ
- ヒラメ
【注意】脂質が高い魚介類一覧
魚の中にも高脂質な種類や部位があります。お寿司はダイエットフードですが、以下のネタばかりを選んでしまうとダイエットからは遠のきます
- サバ
- カンパチ
- はまち
- ブリ
- さんま
- うなぎ
- 「トロ」と付くもの(大トロ、とろサーモン ネギトロ など)
- サーモン(※紅シャケは低脂質、銀シャケは高脂質)

サバ定食なんて健康的なイメージはないですか?トースト丸はダイエット食だと思って選んでいました…
肉類|脂身には注意しながら選ぼう

- ヒレ肉
- (脂身を外した)鶏もも肉
- レバー
- ローストビーフ
- ハム
肉は、鶏むね肉やささみばかりを選ばなくてもOK!実は、「鶏むね肉(皮付き)」と「鶏もも肉(皮なし)」を同じ量で比較した場合、「鶏もも肉(皮なし)」の方が脂質低いのです。また、脂身の多い肉をさけるだけで、かなりヘルシーになります

トースト丸は肉の脂身を外して使っています!家族分を一緒に作るときは2種類の肉を使い、お皿によそうタイミングで、夫分は豚バラメイン、自分は脂身なし鶏もも肉メインにするなどの工夫を◎
野菜|野菜は食べ放題

野菜のカロリーはノーカウント、つまり食べ放題です。厳密には糖質もありますが、脂肪が付くような量ではありません。また、
- 食欲を抑えるホルモンが出る※
- 便通が良くなる
- 肌、代謝、免疫機能をサポートする
など、食べるメリットの方が圧倒的に上回ります。私自身、野菜をたくさん食べて痩せることができました

こんにゃくやひじきも食べ放題!ジャガイモ、カボチャ、レンコン、とうもろこしなどは成分的に炭水化物なので、食べ放題ではありません
※参考:糖尿病ネットワーク「野菜から食べ始めると食欲を抑えられる 第75回米国糖尿病学会(1)」
あと1品足したいときに!おすすめ低脂質食材
以下で紹介するものは、肉や卵と比較すると比較的脂肪になりづらいとされている食材です。お味噌汁やサラダにちょい足しができるものも多いため、ぜひ食料品のレパートリーに追加してみてください
ほぼ脂質がない食材

- ちくわ
- はんぺん
- カニカマ
- おから
- 無糖アーモンドミルク
脂質はあるが、量に気をつければ問題なく使える食材

- 豆腐
- 納豆
- 無調整豆乳
【まとめ】
- 魚介類は、脂肪になりづらく低脂質なものが多い。白身魚、貝類、甲殻類がおすすめ
- 肉類は、脂身に注意すれば使える
- 野菜は食べ放題。糖質は気にしなくてOK
- 脂肪になりづらい食材(例:ちくわ、はんぺん、豆腐、納豆)は常備がおすすめ
脂質制限中の献立例
ここまでの内容を踏まえて、トースト丸が実際に食べている献立例をご紹介します
ダイエット中の食事でお腹いっぱいになるコツは、たんぱく質と炭水化物だけでお腹を満たそうとせず、野菜と一緒に食べることです。「肉を何枚も食べる」のではなく、「肉×大根×にんじん」「肉+サラダ」といった献立にすることで、満腹感を得ながらも、カロリーと脂質をしっかりコントロールできます

テフロン加工のされたフライパンを使うことで調理油を使わない、ノンオイルドレッシングにするなど工夫もしています◎



これだけは知っておきたい脂質制限のポイント3選
最後に、ダイエット中の食事に関して知っておくべきこと3選をお伝えします
1食あたり脂質15g以下に抑えよう
脂質制限ダイエットでは、「炭水化物・おかず(主菜)・野菜を、脂質を1食あたり15g以内におさまる量でバランス良く食べる」ことが重要です。脂質が高くなってしまう主な原因は以下の2つです
- 高脂質な食材(例:豚バラ肉、ブリ、チーズ、ナッツなど)
- 調味料の油(例:サラダ油、オリーブオイル、バター、マヨネーズ、ドレッシングなど)
何も気にせず調理すると、あっという間に脂質15gをオーバーしてしまいがち。「低脂質な食材を選ぶ」「フライパンに引く油を最小限にする」など、ちょっとした工夫が必要です
「食べたら痩せる」ものはない
ダイエットの原則は「摂取カロリー<消費カロリー※」にすることです。どんな食材でも食べ過ぎたら余った分は脂肪になりますし、何かを加えて(食べて)痩せることはありません。ただし、
- エビなど、低カロリーなのでたくさん食べてもトータルの摂取カロリーが少なくて済むもの
- 野菜(=食物繊維)など、食欲を抑える+便秘予防の効果があり、間接的にダイエットの役に立つもの
はあります。

「食べることで脂肪が減る」なんてものがあったら、それは薬です!(by 以前に栄養指導してくれたトレーナーさん)
…こんなことを言いながら、トースト丸は、”痩せる”と思って高カカオチョコやオートミールを食べていました。当然ながら全く痩せなかったので、自戒を込めて書きます。
※参考:厚生労働省「e-ヘルスネット」
「食べちゃいけない」ものもない
同様に、絶対食べちゃいけないものもありません。ただし、
- 豚バラ肉など、高カロリーのため少量しか食べられず、満足感が得づらいもの
- お酒など、摂ると脂肪燃焼を止めてしまうためダイエットにはマイナス影響なもの
はあります。
ただ、好きな食べ物を我慢してストレスが溜まり、ダイエットが続かず暴飲暴食してしまうようなら元も子もないですよね。完全なゼロにするのではなく、どう付き合っていくか・どう調整するかがカギです

トースト丸はアボカドが大好き!でも、1個あたり脂質は約24.5gと高め。なので、日常的には控えて、外食のご褒美として楽しむようにしています。
【まとめ】
- 1食あたり脂質15g以下に抑えよう。フライパンに引く油やドレッシングの油にも注意
- 「食べたら痩せる」ものはない。カロリーがあるものは、食べ過ぎたら脂肪になる
- 「食べちゃいけない」ものもない。好きだけどダイエットには不要な食べ物と、どう付き合っていくかが大切
まとめ
脂質の低い食材を選ぶことで、お腹いっぱい食べられます。その結果、ごはんを減らした反動で暴食してしまったり、ついお菓子を食べてしまうといったことが減るはずです。今回紹介した、
- 魚介類
- 脂身を外した肉類
- 脂質がほとんどないたんぱく質(例:ちくわなど)
- 脂質はあるが脂肪になりづらいたんぱく質(例:納豆など)
を選び、お腹いっぱいになりながら、楽しくダイエットを成功させましょう!
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