脂質制限で12kg痩せたトースト丸です。プロフィールはこちら
「炭水化物は太る」、そんなイメージから糖質制限をしている方はいませんか?
私も以前はそう思っており、夜ごはんの炭水化物を抜いていました
しかし、全く痩せませんでした…泣
実は、太る理由は炭水化物そのものではないことが多いのです
この記事を読むことで、炭水化物を食べることの重要性がわかります
※本記事は筆者の体験と一般的な栄養知識に基づいて作成しています
医学的・栄養学的なアドバイスを目的としたものではなく、効果・結果には個人差があります
健康状態に不安のある方は、医師や専門家にご相談ください
炭水化物は太りにくい栄養素
「炭水化物=太る」と思われがちですが、実はそれは誤解です
炭水化物は、筋肉を合成するために欠かせないエネルギー源です
- 身体に取り込まれた炭水化物は、まず筋肉や肝臓に蓄えられ、「溢れた分だけ」が脂肪になる
- 肝臓に炭水化物が蓄えられると食欲が落ち着くという仕組みがあるため、ダイエットの味方でもある
- 炭水化物は脳や血液に使われるエネルギー源。1日中寝ていた日でも、1日約640kcal(=お茶碗3〜4杯分)が消費されている

1日にお米100g×4杯を食べても、基本的には太りにくいとされています
このように、炭水化物にはしっかりとした役割とメリットがあります
それでも「炭水化物=太る」と思われているのは、なぜでしょうか?
太る原因は、炭水化物と一緒に付いてくる「油」と「砂糖」
油と砂糖がたくさん使われている食べ物は、当然ながら高カロリーです
例えば、
- ラーメン→スープに油が多い
- ハンバーガー→肉・ソース・チーズなどの脂質が高い
- カレーパン→油で揚げている・カレーの脂質が高い
- メロンパン、クロワッサン→砂糖が使われている・バターの脂質が高い
- オムライス→米が油で炒められている・卵を何個も使う
このように、炭水化物中心のメニューに見えても、カロリーが高くなる原因は一緒に使われている油や砂糖
つまり、ダイエット中に大切なのは「炭水化物を避ける」ことではなく、「炭水化物と一緒に摂る脂や砂糖の量に注意する」ことです

卵にも脂質があるよ!1つあたり約6gだから、何個も摂ったら脂質オーバー
炭水化物を摂らないデメリット
以下のように、炭水化物を「摂らないこと」には意外な落とし穴もあります
- 筋肉が分解されて痩せづらい身体になる
- お腹がいっぱいにならないので、余分におかず(脂質)を摂ってしまい脂肪が増える
- 満足度が下がり、反動で食欲が乱れやすくなることも
- 脳にエネルギーが届かず飢餓状態になり、身体にストレスが溜まる
※一時的に頭が冴えたように感じるが、低血糖ハイになっているだけというケースが多い

お米150gは、油大さじ2杯と同じカロリー!ならお米を食べた方が満足度が高いかも
ダイエット中に食べるべき炭水化物の量
- 白米:100〜150g
- 食パン:6枚切り 1枚半
- パスタ:100g(茹で上がり)
- 中華麺:110g(茹で上がり)
- かぼちゃ:180g
- ジャガイモ:220g
※上記は、1食あたりの量です
※ざっくりとした目安です
よくある疑問
Q. 白米より、玄米が良いのでは?
A. カロリーは両方ほぼ同じ、玄米の方が若干食物繊維が多いくらいなので、好きな方を食べて良いです
Q. 炭水化物を食べ始めたら、体重が増えたけど?!
A. これまで炭水化物を食べていなかった場合、再度摂り始めることで一時的に体重が増えるはずです
しかし、それは脂肪ではなく、炭水化物を食べないことにより抜けていた水分です
必要な栄養素は摂りつつ、脂質制限で「脂肪」を減らしていきましょう
今日から炭水化物を摂ってみませんか?
今回は、炭水化物を摂る必要性と、太りづらい理由を説明しました
もちろん、炭水化物も摂り過ぎたらその分は脂肪になります
しかし、適切な量の炭水化物は、むしろダイエットの味方です
私も実際に、炭水化物を食べ始めたことで間食欲が無くなり、結果的に12kgの減量に成功しました
これからはお米やパンを食べて、楽しくダイエットをしませんか?
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